
大阪維新の会は「大阪都構想」で大阪市の廃止後に設置される特別区について、4区にする案を推すことを決めた。8区、24区を含む計3案の中から絞り込んだ。都構想の制度設計を担う大阪府・市による法定協議会(法定協)で7日に報告する方針。法定協には維新しか参加しておらず、正式に区割りが決定する見込みだ。
党関係者が明らかにした。区割りを巡っては維新が法定協の前回会合で4、8、24区の3案を提案。党内でこの中から一つに絞り込む手続きを、党代表代行の横山英幸・大阪市長に一任すると決めていた。
維新は大阪市民を対象にした世論調査や、市内選出議員らによるアンケートを実施。これらの結果などを踏まえ、横山氏は大阪市を再編して設置する特別区は4区にするのが適切と判断した模様だ。
4区案は、2020年に否決された前回住民投票でも採用された。今回は、より地域性を重視する形に区割りを修正した。1区あたりの人口は約53万~約88万人で、それぞれの区に主要駅や商業地が分散。維新は区の財政バランスも取れているとしている。【加藤明子、長沼辰哉】
