
大規模災害時に首都機能を代替する副首都について、群馬県の山本一太知事は7月30日の定例記者会見で「副首都に立候補したい」と述べ、指定への意欲を示した。今後、県議会の議決を経て、手続きを進める考えという。
山本知事は、群馬は災害への強さ、新幹線や高速道路といった交通インフラの充実、首都機能を迅速に代替できる地理的条件を満たすとして「有事の際には首都機能とか経済的な機能を迅速に代替し、復興の最前線となる役割も期待できる。副首都のポテンシャルがある」と言及。「きわめて野心的な立候補。身の程知らずと言われるかもしれないが、地方自治体の枠に収まらない、いろんな枠を飛び越えていく群馬にしたい」と述べた。
7月24日に副首都法が成立し、すでに北海道、愛知県、大阪府、福岡県などが指定を目指す考えを表明している。山本知事は「大都市を含む地域が有力な候補と十分理解している」としつつ、「副首都は人口規模、都市機能の集積だけで決まるものでない。一石を投じたい」とも語った。【福田智沙】
