
発生から1週間が過ぎた熊本地震について、気象庁は4日、揺れが強かった地域の今後1週間程度の地震活動の見通しを公表した。最大震度5強以上の地震が起きる確率は、発生当初の3日間(7月28~30日)と比べて約5分の1に低下したものの、平常時の約80倍と高い状態になっていると推計。引き続き警戒を呼びかけている。
気象庁は「地震の発生数は大局的には緩やかに減少しているが、地震活動は依然として活発な状態が継続している」と分析。今後1週間程度は、最大震度5強以上の地震が「1カ月に1回程度」の確率で起きる可能性があるという。
記者会見した青木重樹・地震火山技術・調査課長は「場合によっては28日のマグニチュード7・1の地震よりも強い揺れに見舞われる可能性もある」と述べた。
また、今後の気象についても見通しを示した。熊本県では11日にかけて最高気温が35度前後まで上昇する日が多くなるという。
大型で非常に強い台風13号は7~8日に沖縄・奄美地方に接近するが、熊本県が暴風域に入る可能性は低いという。ただし、「地盤が緩んでいる所では土砂崩れが起きやすく、いつもより少ない雨でも注意してほしい」とした。【岡田英】
