
当面は松田町直営に
5月にリニューアルオープンしたばかりの神奈川県松田町の寄自然休養村管理センター「やどりきテラス~清流の里」(愛称)で、町が第三セクター「みやまの里」の指定管理を9月末で取り消す。深刻な人手不足に陥ったのが原因で、当面は町の直営となる。町の担当者は「想定していなかった」と困惑を隠さない。
センターは1978年、自然休養村を紹介する役目も担う宿泊施設としてオープンした。老朽化が進んだため、昨年から今年にかけて、生活雑貨や地場産品の売店(138平方メートル)や、日帰り入浴施設とサウナを新たに設置するリニューアル工事を2億2000万円かけて実施。物販の拡大や、日帰り温泉客の増加を目指すてこ入れ策だった。
町はセンターを「道の駅」とする申請も国交省に提出している。
町職員が応援に入り…
しかし、運営には正規職員なら4人、アルバイトなら6人が必要なのに、現在は正規職員1人とアルバイト2人での対応を余儀なくされている。7月からは町役場職員が応援に入ってしのいでいる。
人手不足に伴い、平日、土日祝日の午後1時~午後8時を想定していた日帰り入浴は土日祝日の午後1時~4時となっている。入浴施設の利用者も1日20人を見込んだが、「6月時点で半分以下の感触」(担当者)という。
町は「みやまの里」が担っていたセンター近くのグラウンドやテニスコートの指定管理も同時に取り消す。担当者は「7月から職員を公募しており、10月からは改めて指定管理での運営を目指す」と話している。【本橋由紀】
