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イオンモール熊本前に花束や色紙「またね」 「危機一髪」語る人も


 最大震度7を観測した熊本地震の発生から4日で1週間となった。激震の後に爆発が起き、テナント従業員7人が亡くなった熊本県嘉島町の「イオンモール熊本」前の国道では、信号待ちの間に手を合わせる人の姿があった。県のまとめによると、震度6強以上を観測した被災地の市町を管轄する4消防本部管内では、7月28日の地震発生から6日間の熱中症による救急搬送が1日平均約30件に及んだ。避難所から搬送した事例もあり、被災者の生活は暑さとの闘いが続く。

「忘れないよ」花束や菓子

 イオンモール熊本前では、4日朝から地元の消防隊員らが現場周辺の被害状況を確認した。通勤で近くを通りかかった40代女性は、娘が地震発生時に勤務していたが、屋外に避難して無事だったという。「危機一髪だった。娘は(外に)出てから中に戻らなかった。何か少しでも違ったら娘が巻き込まれていたかもしれない。亡くなった方は本当にかわいそう」と話し、目を伏せた。

 建物入り口前の歩道には、花束や菓子、お茶が供えられた。そばの色紙には「いつどんな時も忘れないよ」などと書かれていた。

熱中症の救急搬送176件

 熊本県によると、7月28日~8月2日は被災地の各消防本部管内で熱中症の救急搬送が、熊本市73件▽八代65件▽宇城30件▽上益城8件――の計176件あった。4日午前7時半現在、避難所は150カ所開設され、8222人が避難している。八代広域消防本部によると、8月1~2日に管内の避難所から15人を搬送し、うち1人が熱中症だった。

 気象庁の集計によると、今回の熊本地震の活動域で最大震度1以上を観測した地震の回数は、3日午後3時までに383回に上る。徐々に回数は減っているものの、4日朝も宇城市で震度4を観測するなど活発な地震活動が続いている。【野呂賢治、古瀬弘治、中村敦茂、黒澤敬太郎】

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