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高さ23メートルの大型ねぷた展示 「立佞武多の館」リニューアル


 老朽化による大規模改修工事で1年3カ月休館していた青森県五所川原市の観光施設「立佞武多(たちねぷた)の館」で10日、リニューアルオープンを記念する式典が開かれた。高さ約23メートルの立佞武多を展示する施設で、佐々木孝昌市長らがテープカットして、11日からの営業再開を祝った。8月の祭りに2年ぶりの新作として出陣する「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」も初披露された。

 同館は2004年4月に開館。毎年8月4日からの夏祭り期間中に、市中心部を練り歩く大型ねぷたを常設展示し、新作ねぷたの制作場所としても活用されてきた。東北を代表する夏祭りを体感できることから観光客に人気で、これまでに延べ約245万人が訪れるなど津軽地方の観光拠点としての役目も果たしてきた。

 ただ、開館から20年以上が経過し、天井の雨漏りや空調の不具合などが確認された。このため、市は25年4月から休館し、約20億円の費用を投じて地上6階建てのビルの改修工事を進めてきた。

 この日の式典で、佐々木市長は「立佞武多の館は、五所川原の観光の要。訪れる方に多くの感動を与える施設にしたい」とあいさつ。物事をよい方向に導く「道開きの神」とされる猿田彦大神を題材とした新作を含む、3台の大型ねぷたがそろって登場。3週間後に迫った今年の祭りをPRした。

 再開後も大型ねぷたの展示を継続し、観光客や訪日外国人客らに五所川原の魅力をアピールする。また4階部分には、子ども向けの遊具エリアや学生向けのフリースペースを新設し、市民の交流施設としての役割も充実させた。【神崎修一】

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