
茂木敏充外相は、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席のため訪問しているトルコで7日(日本時間8日)、ルビオ米国務長官、韓国の趙顕(チョヒョン)外相と会談した。3氏は中国海軍が6日に原子力潜水艦から発射した戦略ミサイルについて懸念を共有し、結束の強化で一致した。茂木氏は会談後、「日本と地域の安全保障の観点から懸念を提起した」と記者団に明かした。
3氏は台湾海峡の平和・安定の重要性や北朝鮮の完全な非核化に向けた連携も確認した。会談では、中東情勢の混乱で重要になっているエネルギー安全保障を強化するため、3カ国で次世代原発の小型モジュール炉(SMR)を導入する企業間の連携を後押しする協力覚書に署名した。
茂木氏はルビオ氏との個別会談では、ホルムズ海峡で追加費用のない自由で安全な航行の重要性を確認。趙氏との会談では、日韓首脳のシャトル外交の積極的実施など意思疎通の継続で一致した。【田所柳子】
