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学校で火災…救助袋使って避難 茨城で研修会、北区では使われず


 茨城県笠間市教育委員会は火災発生時の避難誘導体制を強化しようと、教職員を対象に高所から地上へ滑り下りる避難器具「救助袋」を使った実技研修会を開いた。東京都北区の小学校で6月に起きた火災では、救助袋が設置されていたが使われていなかったことが明らかになっている。6日に市立友部中学校で行われた研修会には小中・義務教育学校の教職員23人が参加し、救助袋の設置や降下を実際に体験した。

 この日は市消防本部の担当者が動画を用いて救助袋の設置手順を解説。「使い方は必ず(格納箱に)書いてあるので、難しいものではない」と説明した。その後、教員らは同校4階ベランダにある救助袋を下ろす班と、地上で固定する班に分かれて実際の設置作業を体験した。設置後は教員2人が救助袋を使って4階から約12メートル下に滑り下りた。

 降下を体験した同校の鈴木悠太教諭(23)は「マニュアルを見ていかに心を落ち着かせて設置するかが一番大事だと思った。滑る際の注意点も気づいたので、子どもたちに伝えたい」と話した。【鈴木敬子】

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