
外務省が海外に渡航する日本人に対し、現地での写真や動画の撮影、SNSへの投稿に注意するよう呼びかけています。反スパイ法に注意が必要な中国のほか、最近は米国とイランの攻撃が続く中東などで、軍事基地の近くなどを意図せず撮影した人が治安当局に一時拘束されるケースが出ているからです。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「海外での写真撮影やSNS投稿に注意」を解説します。
Q 実際にどんなことが起きているの?
A まず、中国では2014年の反スパイ法施行後、少なくとも17人の日本人が拘束されています。無許可の撮影や測量はスパイ行為と見なされる恐れがあるのです。
Q 中東では?
A 関係者によると、最近は個人旅行者や駐在員、フリージャーナリストらが撮影などを理由に数時間程度、拘束されるようなケースがあるそうです。軍事基地の近くや爆発被害などを撮影したことが原因と考えられます。
Q 具体的にどんなことに気をつければいいのかな。
A 外務省は今月3日の広域情報で、軍事基地や空港、駅、港湾、政府施設、宗教施設、各国大使館を要注意施設に挙げました。武力攻撃の被害状況やデモ、国境地帯の撮影も注意すべきです。一部が写り込む場合でもとがめられる可能性があるそうです。
Q 外務省側はどんな話をしているの?
A 外務省領事局の担当者は「意図せず重大な結果になる可能性がある。当局が監視する可能性があるSNSへの投稿も気をつけてほしい」と話しています。
