
東京都は1日、旧国立児童館「こどもの城」などがあった「渋谷区神宮前5丁目のまちづくり事業実施方針」を公表した。都立中央図書館(港区南麻布5)を移転させるほか、劇場や子供が多様な体験をできる施設などを整備する予定。
同図書館は有栖川宮記念公園内にあり、国内最大級の蔵書規模を誇る。老朽化が進んでいるが、建築の条件などから同園内での建て替えは難しく、移転が決まっていた。延べ床面積や蔵書数、座席数を拡大するほか、創作活動や発表の場としての活用も想定する。
事業対象区域は都有地で、都が事業者に都有地を貸し出す。事業者が施設の設計や建設などを担う。同図書館の建物部分は都が買い取り、運営する。
同図書館の延べ床面積は2万3000平方メートルから上限4万平方メートルとなり、蔵書数は232万冊から340万冊への拡大を見込む。【田中綾乃】
