
神奈川県警は29日、第2交通機動隊(2交機)の隊員が不正な交通違反の取り締まりを繰り返していた問題を巡り、反則金の還付や新免許証交付などの対応状況を公表した。対象者の約97%(2646人)と連絡が取れ、手続きを進めているとしている。8月下旬をめどに対応を終える方針も示した。
2交機は2022年3月~24年9月、「小田原厚木道路」などで速度超過や車間距離不保持の取り締まりをする際、車両を追尾した距離を実際より長く載せた虚偽の書類作成をしていた。県警は2716件(2709人)の違反を取り消し、今年2月20日にコールセンターを設置して反則金還付などの対応をしている。
県警交通総務課によると、5月19日までの3カ月間で2646人と連絡が取れ、うち面接希望者は2062人だった。面接済みの1532人からは「いろいろと厳しい声があった」という。反則金は2116件が還付済みで、進捗(しんちょく)率は約8割。
同課は今後、対象者との面接を進めるとともに、連絡が取れていない人の所在調査も進めるとしている。【真栄平研】
