
国の重要文化財に指定された千葉県鴨川市平塚の大山寺で17日、「柴燈護摩(さいとうごま)火渡り祭」があった。参拝者約350人が火渡りの道を裸足で歩き、無病息災と家内安全を祈った。
山伏の装束をまとった修験者が境内を清め、ヒノキの葉と枝で築かれた護摩壇に点火。燃え尽きた護摩壇の跡をならして火渡りの道をつくった。まだ熱いその上を、参拝者たちは願いを込めながら渡った。
奈良時代の創建とされる大山寺は今年1月、不動堂と宮殿(くうでん)が国の重要文化財に指定された。不動堂には「波の伊八」の異名で知られる江戸後期の彫り物大工、武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)(初代伊八)製作の竜の彫刻が取り付けられている。【岩崎信道】
