
全国屈指の桜の名所、青森県弘前市の弘前公園で16日、外堀と西堀西岸のソメイヨシノが満開を迎えた。公園内のソメイヨシノも既に7分咲きで、17日にも満開となる見通し。10日から「弘前さくらまつり」が開かれており、桜を写真に収めたり、出店で食事を楽しんだりする来場者で活気にあふれた。
弘前公園にはソメイヨシノなど52種類約2600本の桜が植えられている。弘前市によると、今年は3~4月の気温が平年より高く推移したため、ソメイヨシノの標準木は平年より11日早い、今月11日に開花した。2023年に次ぐ、過去2番目の早咲きとなった。
このため、今年のさくらまつりは当初の予定より1週間前倒しして開幕した。19日までは夜桜のライトアップを1時間延長して午後11時まで行う。まつりの会期はゴールデンウイーク中の5月5日までの26日間と過去最長となった。
満開は3日程度続く見通し。散った花びらが堀の水面に浮かぶ「花筏(いかだ)」は20~24日が見ごろとなる。
公園の桜を管理する市公園緑地課の橋場真紀子総括主幹は「ソメイヨシノは(一般に)一つの花芽から3~4個の花をつけるが、弘前公園では4~5個の花を咲かせるため、密集度が高い。弘前の花の豊かさを楽しんでほしい」と述べた。【神崎修一】
