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「ゆふいんの森」初代車両を更新 31年の完成目指す JR九州


 博多と湯布院・大分・別府を結ぶ観光特急「ゆふいんの森」の初代車両が、老朽化のため新しい車両に更新される。初代は4両編成だったが、新車両は5両編成となり、2031年の完成を目指す。運行するJR九州の古宮洋二社長が15日、定例記者会見で明らかにした。

 ゆふいんの森は89年に運行を開始。92年に別の特急を改装した2世が加わったが、99年に3世と入れ替わった。3世は当初の4両から2015年に5両編成になり、1世とともに運行を続けている。

 初代は空調の能力が弱まり、キャリーケースを置くスペースがないといった課題があった。1世が引退した後も3世は運行を続ける予定。

 古宮社長は会見で「10年ほど前から検討してきた。稼ぎ頭なので、さすがに作り替えないといけない」と述べた。今後、デザイナーを選び、今のデザインを引き継いだ外観や内装にするという。

 ゆふいんの森は深緑色を基調とした外観で、現在の車両は豪華列車「ななつ星in九州」を手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインした。

 内装には木材がふんだんに使われ、窓も大きく雄大な自然の眺めを楽しめる。1日3往復しており、平日も含めた乗車率は8~9割前後。特に訪日客に好評という。【宇都宮裕一】

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