
京都府南丹市で13日に子どもとみられる遺体が見つかったのは、普段はのどかな里山地域だった。付近の住民は「遺体発見の2日前に現場付近を通ったが、何も気付かなかった」と証言しており、京都府警は詳しい状況を調べている。
市内では3月から、市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)の行方が分からなくなっている。遺体は安達さんの可能性があり、府警は身元の確認を進めている。
13日夕に遺体が見つかったのは、民家や田畑が点在する地域の山林で、外部の人が訪れることはほとんどないという。
付近の竹やぶを管理する男性(61)は「11日に現場付近の森に入って山菜を採ったが、まったく気付かなかった。異臭などはなく、普段と変わりなかった」と証言する。
遺体が見つかった13日の午前中にも男性の父親が犬の散歩で現場付近を通ったが、異常には気付かなかったという。同日夕方に府警の捜査員が規制線を張っており、「捜索が進展するものが見つかった」とだけ説明されたという。
安達さんが行方不明になった3月23日以降の3週間について男性は「この辺りは小学生なんてほとんどおらず、知らない子が歩いていたら気付くはずだ」と話した。【露木陽介】
