
米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦を巡り、バンス米副大統領は訪問中のパキスタンの首都イスラマバードで現地時間12日、記者会見し、イランとの戦闘終結に向けた協議で合意に至らなかったと明らかにした。バンス氏は「我々は合意なしで米国に戻る」と述べた。
バンス氏は11日に始まった協議が「21時間」続いたと説明。イラン側は核兵器を保有しないという決意を見せなかったと指摘した。その上で米側は「最終的かつ最善」の合意案を残して帰国するとし、「イラン側がこれを受け入れるかどうか様子を見る」と語った。
バンス氏の会見に先立ち、トランプ米大統領は米東部時間11日、ホワイトハウスで記者団に、イラン側と「非常に突っ込んだ」協議を行っているとする一方で、「イランと合意するかどうかは関係ない。勝ったからだ」と述べていた。【ワシントン松井聡】
