
韓国中部・大田(テジョン)市のテーマパーク「オーワールド」にある動物園から8日午前、オスのオオカミ1匹が脱走した。警察や消防が捜索活動を続けており、大田市が注意を呼びかけている。
通報を受けた警察や消防などが約250人態勢で捜索しているが、8日深夜の時点で見つかっていない。発見した際は、麻酔銃などを撃って捕獲する方針という。
8日午後、記者は偶然、動物園から約1キロの建物内で別の取材をしていた。スマートフォンには4度にわたり「オオカミが脱走中。ただちに帰宅し、屋内に避難してください」などと警戒を呼びかけるメッセージが届いた。
韓国メディアによると、脱走したオオカミは2024年生まれで、体重約30キロ。檻(おり)を囲うフェンスの下の土を掘り、地面との隙間から逃げ出したとみられる。動物園の中を移動した後、午前11時半ごろに園外に出たという。
大田市のタクシー運転手の男性(67)は「恐ろしいのでタクシーの外にはなるべく出ないようにしている」と話した。
この動物園では2018年にもピューマ1頭が檻から脱走し、園内で約4時間半後に射殺された。この際、「麻酔銃などで対応すべきだった」などと動物園への非難が相次いだ。【大田で福岡静哉】
