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トランプ氏、期限1時間半前に「同意」表明 停戦中の交渉に意欲


 米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦を巡り、トランプ米大統領は米東部時間7日夜(日本時間8日午前)、イランが事実上の封鎖を続けてきた原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の開放を条件に、2週間の攻撃停止に同意すると明らかにした。イラン側も応戦しないと表明し、2週間は「安全な通過が可能になる」と説明した。双方の交渉はパキスタンが仲介していた。

 米国などが2月28日に始めた軍事作戦に伴い、原油価格が急騰するなど世界経済は大混乱に陥った。トランプ氏はイランに海峡の開放などを要求し、米東部時間7日午後8時(日本時間8日午前9時)までに合意できなければ、イランの橋や発電所を攻撃すると警告していた。停戦が軌道に乗り、終結に向けた交渉が進展するかが今後の焦点となる。

 米CNNテレビによると、イスラエルも停戦の枠組みに入る。米イランの交渉が続く間は、爆撃を停止することに同意した。ただ、イスラエル軍報道官は攻撃を継続していると述べたという。

 パキスタンのシャリフ首相はX(ツイッター)で、停戦が即時に発効すると説明。戦闘終結に向けた交渉を行うため、米イランの代表団を10日に首都イスラマバードに招待すると発表した。

 トランプ氏が自身のソーシャルメディアで、2週間の攻撃停止に同意すると表明したのは交渉期限の約1時間半前。パキスタンとの協議に基づくものだとし、同意した理由として「既に軍事目標を達成した」と主張した。

 また、イランとの長期的な平和や、中東の平和に関する最終的な合意に向けて大きく前進しているとも指摘した。その上で、イラン側から10項目の提案を受け取ったとし、交渉の「基盤」になるものだと評価。停戦中の2週間で最終的な合意を結べるとの見通しも示した。

 イランのアラグチ外相もXで声明を発表し、「イランに対する攻撃が停止すれば、軍は防衛作戦を停止する」とした。

 これに先立ち、シャリフ氏はXで、トランプ氏に対し、交渉期限を2週間延長するよう要請したと発表。この間、米イラン双方が停戦を実施し、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡を開放することも求めたとしていた。

 トランプ氏は7日朝までイランへの圧力を強めていた。トランプ氏は投稿で、「一つの文明全体が今夜滅ぶだろう。起きてほしくないが、恐らくそうなる」と主張。米メディアは7日、米軍がイランの原油取引の重要拠点であるカーグ島の軍事施設を攻撃したと報じていた。

 一方、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は7日に発表した声明で、米軍の攻撃がレッドライン(越えてはならない一線)を越えた場合、米国と同盟関係にある湾岸諸国のインフラに対し、石油・ガスの供給を数年にわたり遮断させるような報復を実施すると警告した。

 イランのタスニム通信によると、軍事当局者らは、米軍の攻撃を受けた場合、アラブ首長国連邦(UAE)東部フジャイラのエネルギー施設や紅海に面するサウジアラビアのヤンブーの製油所などを標的にすると警告し、緊張が高まっていた。【ワシントン松井聡、ニューデリー松本紫帆】

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