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共産党籍の現職首長、清瀬で4人目 「市民の声聞かない怒りだ」


 任期満了に伴う東京都清瀬市長選が29日投開票され、無所属新人で元市議の原田博美氏(50)=共産、社民推薦=が、再選を目指した無所属現職の渋谷桂司氏(52)=自民、公明推薦=を破り、初当選を決めた。

 原田氏は病院職員から共産公認で2003年の市議選に初当選し、6期目途中で市長選に挑戦した。今も共産党籍を持つ。都内の市長選で共産党籍がある候補が当選したのは、1996年に初当選し、4期務めた狛江市の矢野裕氏以来。全国で共産党籍がある現職の首長は埼玉県蕨市長、大阪府忠岡町長、長野県中川村長で、原田氏で4人目。

 当選を決めた原田氏は29日夜、清瀬市内の事務所で「市民の声を聞かない渋谷市政に対する怒りの声が広がった結果だ」と語った。財政難と将来の人口減少を見越して渋谷氏が進めた図書館閉館を巡って、市がパブリックコメント(意見公募)を求めた際に4館を閉館する予定を明記しなかったことなどから市政運営への不満がくすぶっていた。

 得票は原田氏1万3064票、渋谷氏1万1746票。投票率は40・18%と、22年の前回より、0・77ポイント上回った。【矢野純一、森田采花】

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