
国連が定める「国際女性デー」の8日、選択的夫婦別姓の実現を求めるスタンディング活動が大阪市中央区の難波交差点であった。参加者らは「選択的夫婦別姓の実現を!」と書かれた横断幕やプラカードを掲げ、約1時間にわたって通行人に訴えた。
選択的夫婦別姓の実現を求める一般社団法人「あすには」が国際女性デーに合わせて主催した。東京や名古屋など全国8カ所で実施された。
副代表理事の奥西由貴さん(36)は一度は結婚したが、元々の名字の使用を望んで離婚し、現在は同じ男性と事実婚の状態で生活しているという。「家族の在り方の多様性はもっと認められるべきだ。全国で行動を起こすことで、夫婦別姓を望んでいる人が全国にいることを示したい」と語った。
参加した大阪府高槻市の会社員、苅田博亮さん(35)は「名前は自分のアイデンティティーで、どちらかの名字を選択しなくてはいけない現在の制度では将来的に結婚に踏み切れない。結婚して名字を変えたい人を否定するわけではないが、名字を変えないという選択肢を整えてほしい」と訴えた。【高良駿輔】
