
イランの首都テヘランで「政治犯」らが収容されているエビン刑務所について、ロイター通信は3日、収容者の話として、この刑務所の近くでも米軍やイスラエル軍によるとみられる爆撃が相次ぎ、建物の一部に被害が出ていると報じた。この刑務所には、NHKのテヘラン支局長も収容されているとみられる。
米軍などは2月28日にイランへの攻撃を始め、テヘランでも激しい空爆を続けている。
ロイターによると、エビン刑務所の周辺では、爆発の衝撃で収容棟の窓や天井に穴が空いた。家族との連絡は固定電話による短い通話に限られ、収容者が列を作っているという。
刑務所内の売店はまだオープンしているが、食料や水が不足するとの懸念も高まっていると伝えている。
イランでは1月、日本人1人が当局に拘束された。米メディアなどは、拘束されたのはNHKのテヘラン支局長で、今回の戦闘が始まる直前の2月23日にエビン刑務所に移送されたと報じられている。【カイロ金子淳】
