
第75期王将戦(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力)七番勝負の第4局が17日、和歌山市の和歌山城ホール和室で開幕した。藤井聡太王将(23)に永瀬拓矢九段(33)が挑み、ここまで永瀬九段の2勝1敗で迎えた一戦。和歌山市で王将戦が開催されるのは初めて。
初日は午前8時41分に永瀬九段が入室し、藤井王将も46分に入室。尾花正啓市長ら関係者が見守り静寂に包まれた中、金びょうぶの前で両棋士が顔を合わせた。
前日の取材に対し藤井王将は「先手をしっかりと生かして積極的な将棋が指せればと思う。前の結果に関わらず今まで通り臨みたい」と話し、永瀬九段は「集中して頑張って、チャンスを作れればいいなと思う」と意気込んでいた。
この日、午前9時に立会人の稲葉陽八段が定刻を合図し、両棋士とも5秒ほど深く礼をして対局が始まった。先手の藤井王将はお決まりのルーティンでお茶を一口飲み、天井を見上げた後に初手を指し、息詰まる熱戦が始まった。【安西李姫、藤木俊治】
