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村の乗り合いタクシーにEV車 水戸岡鋭治さんデザイン 福岡・東峰


 福岡県東峰村の乗り合いタクシー「のるーと東峰」に、電気自動車(EV)2台が導入されることになった。デザインを手掛けたのは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」のデザインで知られる水戸岡鋭治さん。12日の運行開始を前に、バス高速輸送システム(BRT)の宝珠山駅(同村福井)で11日、出発式が開かれた。

 「のるーと」は、2017年の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線の一部区間で開業したBRTの村内3駅と、各地を結ぶ交通手段として23年8月に開業。村と朝倉市杷木を結ぶ定期便と予約制の村内便を、車4台(定員6人)で運行している。

 今回導入されるEV2台も定員6人のワゴン車で、水戸岡さんが車体のラッピングと座席カバーを手掛けた。水戸岡さんによると、全面を覆う赤色はロンドンバスを参考に「誰が見てもすぐ分かり、生命力がある」ことなどから採用。10個の星に囲まれた「T」の文字のロゴは「星が降る東峰村」をイメージしたという。

 車両とラッピングデザイン、充電設備費用は2台で計約2530万円。国の地域公共交通再構築事業交付金と県日田彦山線沿線振興基金とで賄う。2台は暫定的に使用している公用車と交代する。

 出発式で、真田秀樹村長は「のるーと東峰で村内を周遊する乗客が増加することを願っている」とあいさつ。現行の2台も4月をめどに、同様のラッピングをする計画を明らかにした。

 服部誠太郎知事は、BRT「ひこぼしライン」が23年8月の開業後、2年間で「鉄道の時代を上回る20万人の利用があった」ことを紹介。新車両が高齢者ら村民の「日常生活の足」としても活躍することに期待した。

 式典後に試乗した東峰小5年の和田拓斗(ひろと)さん(11)は「シートが軟らかくて乗り心地がよかった」と笑顔を見せた。

 村によると、「のるーと」は村内のタクシー会社に委託し「自家用有償旅客運送制度」を使って住民が運転手を務めている。乗客数は1日平均で15人程度。通学・通勤、買い物などに利用されており、村内便は要望を受けて隣接する大分県日田市の病院もルートに加えた。

 JR九州によると、BRTの村内の駅での乗車人数は24年度の1日平均で、筑前岩屋駅12人、大行司駅8人、宝珠山駅9人となっている。【谷由美子】

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