
イスラエル首相府は7日、ネタニヤフ首相がトランプ米大統領と11日にワシントンで会談すると発表した。イランの核開発を巡る米国とイランの協議について話し合うという。イスラエルはイランのウラン濃縮活動の完全停止の他、弾道ミサイルの開発制限や中東の親イラン武装組織への資金停止が不可欠との立場で、トランプ氏に要求を伝えるとみられる。
ネタニヤフ氏は当初、18日に訪米する予定だと報じられていたが、ネタニヤフ氏側の要望で日程が前倒しされた。イランは交渉を核開発に限定したい考えだが、ネタニヤフ氏はトランプ氏に対して、交渉において妥協しないようにくぎを刺す狙いがありそうだ。
イランの核開発を巡る交渉は6日、オマーンで再開し、対話の継続で一致した。外交的解決の道は残されているが、ウラン濃縮などを巡り、イランと米国の意見の隔たりは大きいとみられる。イラン周辺に展開する米軍は軍備増強も続けており、予断の許さない状況が続いている。【エルサレム松岡大地】
