
自民党が衆院選(27日公示、2月8日投開票)の福岡9区(北九州市八幡西区など)で元市議の三原朝利氏(48)の公認で最終調整していることが21日、関係者への取材で判明した。三原氏は2023年2月の北九州市長選で自民推薦候補と対立する候補を応援して党を除名されており、自民県連が復党に同意するか判断する。
三原氏は除名後の24年衆院選に無所属で出馬。今回選挙への立候補を表明している。県連関係者によると、21日に党本部から「当選可能性の観点から、三原氏のほか適任者を見いだすことができなかった」として、県連に対し、三原氏の党籍回復への同意と復党手続きを求めたという。
除名処分を受けた三原氏の公認には反発する声もあり、県連が対応を検討する。三原氏は「自民党で働きたいと常に思っていた。(復党がかなえば)自民党員として果たすべき職務を果たしたい」と述べた。
福岡9区は21年衆院選で議席を失って以降、自民の空白区。前回は大家敏志参院議員(福岡選挙区)がくら替えを目指して立候補を模索したが、公認を得られず断念し不戦敗。今回は突然の解散に県連は推薦を断念。党本部に対応を一任していた。【宗岡敬介、山下智恵】
