
自民党大阪府連は次期衆院選で、これまで公明党が候補を擁立してきた府内4選挙区(大阪3、5、6、16区)に公認候補を擁立する方向で最終調整している。公明との選挙協力で擁立を見送ってきた経緯があるが、連立解消や公明が立憲民主党との新党結成で小選挙区から撤退する見通しとなったことを受けて、方針転換した。
17日、府連の松川るい会長(参院議員)が4選挙区についても「候補者を立てる方向で党本部と調整している」と明らかにした。党本部が昨年末に支部長(公認候補予定者)を公募した大阪2、11、14、17区の応募者らを対象に、地元の意向も踏まえて選定作業を進めているといい、近く党本部が発表する。
4選挙区は、公明がその強固な支持基盤から、兵庫2、8区とともに「常勝関西」と呼び、長年議席を守ってきた。しかし、2024年の前回衆院選で、日本維新の会と全面対決。自民の協力を得て兵庫の2議席は維持したが、大阪では4議席全てを失った。
松川氏は「大阪では自公で維新と戦ってきた経緯がある」として、新党が公認候補を擁立しない府内小選挙区について、公明支持層の協力に期待感を示した。【長沼辰哉】
