
米中央軍は10日、シリア全土で複数の場所にある過激派組織「イスラム国」(IS)の標的に対し、「パートナー国の軍と共に大規模な攻撃を実施した」と発表した。昨年12月にシリア中部で米兵ら3人が殺害された事件への報復として実施した「ホークアイ・ストライク作戦」の一環で、攻撃は今回で2回目。
中央軍はX(ツイッター)で機密指定されていない空爆映像を公開し、「我々の兵士に対するイスラムテロを根絶し、将来の攻撃を防いで地域における米国とパートナー国の軍を守るため」と説明。ヘグセス米国防長官はXで「我々は決して忘れず、手を緩めない」と強調した。
米CBSニュースによると、今回の攻撃は少なくとも35カ所以上で実施され、20機以上の航空機が参加して90発以上の精密誘導弾を発射。ヨルダン軍のF16S戦闘機も攻撃に加わったという。
米軍は昨年12月、シリア中部パルミラでISによる攻撃を受け、米兵2人と通訳の民間人1人の計3人が死亡し、米兵3人が負傷。トランプ米大統領はISに対する報復攻撃を指示していた。【ワシントン金寿英】
