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シリア北部で衝突、14万人退避 死傷者も 暫定政権とクルド人勢力


 シリア第2の都市・北部アレッポで、暫定政権とクルド人主体の旧反体制派「シリア民主軍」(SDF)などの間で衝突が起き、これまでに市民約14万人が退避する事態となっている。

 暫定政権にとってクルド人勢力の統合は大きな課題だが、対立が改めて浮き彫りになった形だ。

 AP通信などによると、アレッポとその近郊での戦闘は6日から始まった。

 双方による砲撃や無人機による攻撃などが相次ぎ、クルド人が多く住む地域では少なくとも市民8人が死亡。暫定政権の支配地域でも市民7人と兵士1人が死亡したという。市民の負傷者も数十人に上っている。

 SDFはシリア北東部を支配しており、シリア内戦では米軍の支援を受けて過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦を行っていた。一方、暫定政権はクルド人勢力と敵対するトルコの支援を受けており、対立が続いてきた。

 2024年12月のアサド政権の崩壊後、暫定政権はSDFを国軍に統合する方針を掲げ、25年3月には年内に統合することで合意していた。だが、その後も意見の相違が続き、大きな進展はなかった。

 AP通信によると、SDF、暫定政権の双方と関係を築く米国の政府関係者は8日、双方に自制を求め、仲介を試みていると明らかにした。トルコ国防省も同日、「事態を注視している」としつつ、「シリアの要請があれば必要な支援を行う」と述べ、関与する可能性も示唆した。

 シリアはアラブ人が大半だが、クルド人やアルメニア人、パレスチナ難民なども暮らしている。暫定政権は少数派も含む包括的な政府の樹立を目指しているが、アサド政権下の独裁体制や内戦により民族や宗派間の分断が深まっており、国内融和が課題となっている。【カイロ金子淳】

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