
高市早苗首相は2日夜、トランプ米大統領と電話協議した。首相は協議後、公邸で記者団に「トランプ大統領から訪米のご招待を改めていただいた」と明らかにした上で、「本年春の(米国)訪問に向けて、具体的に調整することで一致した」と述べた。
首相によると、年始に当たって電話協議の実施を調整していたところ、トランプ氏から「本日、電話協議を行いたい」との意向が示されたという。
電話協議で、首相は米国が今年で建国250周年を迎えることについて祝意を伝えた。その上で、両首脳は、日米同盟の新たな歴史を開く1年とすべく、日米間の友好関係や、経済、安全保障を含む日米協力を一層深めていくことで一致。日米同盟をさらに深化させることで合意したほか、日米韓3カ国の連携や、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の推進なども確認した。
また、両首脳は、インド太平洋地域を中心とした現下の国際情勢における日米の緊密な連携を確認した。中国軍が昨年末に実施した台湾周辺での大規模軍事演習について意見交換したとみられる。
両首脳は、首相の台湾有事を巡る国会答弁があった昨年11月にも電話協議を実施した。短期間に協議を重ねることで日米間の緊密な関係を示す狙いがあるとみられる。【神山恵、田所柳子】
