
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ和平を巡る米国のウィットコフ中東担当特使らとの2日夜の直接協議について「非常に有益だった」と語る一方、トランプ米大統領が目指す合意形成は「難しい課題だ」と指摘した。
インド訪問を前にした現地メディア「インディア・トゥデイ」のインタビューで語り、タス通信が4日に伝えた。
プーチン氏の説明では、米側が示した和平計画案は「(米露の8月の)首脳会談での合意内容に基づいていた」という。米側は今回の協議では、自らの28項目の和平案を四つに分けて議論しようと提案してきたという。協議が5時間にわたったのは、「全ての点を精査する必要があった」ためと述べた。
露側としては、和平案には「議論可能なものもあれば、同意できないものもあった」とし、「複雑な作業だ」と総括した。
ロシアが自国領へ編入したと主張するウクライナ東・南部4州については、プーチン氏は「我々が武力でこれらの地域を解放するか、ウクライナ軍が撤退してそこでの戦闘を停止するかだ」と主張した。
和平協議の難航が見込まれる中、戦場での優勢と強気の姿勢を改めてアピールした。【モスクワ真野森作】
