
外務省の金井正彰アジア大洋州局長は北京で中国外務省の劉勁松(りゅう・けいしょう)アジア局長と協議しました。中国側は高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁の撤回を強く求め、日本側は従来の立場を変えないと説明しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日中局長級協議が平行線」を解説します。
Q 金井局長はなぜ北京に行ったの?
A 高市首相の台湾有事を巡る国会答弁を巡り、中国側が反発しており、早急に適切な対応を求めるためです。
Q 中国はどうして反発しているの?
A 中国は台湾を自国の一部と考えていて、「一つの中国」の原則を守るよう日本に求めています。高市首相の答弁がこの原則に反すると主張しています。
Q 中国側はどう対応したの?
A 中国外務省の毛寧報道局長は記者会見で、劉氏が協議で首相答弁について「厳正な申し入れ」を行い、抗議したと明らかにしました。
Q 中国の局長はなぜポケットに手を入れていたの?
A 中国の劉勁局長が両手をポケットに突っ込んだまま厳しい表情で日本側と対峙(たいじ)する様子は、中国国営中央テレビがあえて報じました。これは中国側が事態の主導権を握っていることをアピールする宣伝戦の一環とみられます。人民服風の服装も国内向けの「愛国的」メッセージを感じさせました。
