
18日午前10時45分ごろ、福岡県八女市星野村で「小型機のようなものが落ちた。ドンという音がした。黒煙が出ていた」と119番があった。福岡県警などによると、大分県境に近い星野村の山中で、大破した機体と乗員とみられる性別不明の3遺体を発見した。京都市在住の機長ら男性3人が乗った小型機が18日午前に佐賀空港(佐賀市)を飛び立った後、行方不明となっており、福岡県警はこの機体が墜落したとみて身元の確認などを進める。
関係者によると、行方不明となった小型機の飛行計画で搭乗者として記載があるのは、マツノタイジさん▽ツジタイゾウさん▽オカモトアキラさん――の3人。小型機はマツノさんの所有で、機種は単発プロペラ機「シーラスSR20」(全長7・92メートル)とみられる。
佐賀県佐賀空港事務所などによると、3人が乗った小型機は18日午前10時13分に佐賀空港を離陸し、大阪府八尾市の八尾空港に向かっていた。だが、約20分後の午前10時31分ごろ、救難信号が出たため、国土交通省は救難活動を開始。レーダーからも消え、無線で呼びかけたが応答がなく、行方不明となった。
その後、119番の情報などに基づいて福岡市消防局の隊員が午後0時半過ぎにヘリコプターで山中に降下し、山の斜面で性別不明の3人を発見。午後2時40分ごろ、現場に到着した警察官がその場で死亡を確認した。
近くにあった機体は粉々に損壊していたり、焼けていたりして原形をとどめておらず、機体番号も確認できていないという。福岡県警は行方不明となっている機体とみて19日以降に実況見分して墜落の状況なども調べる方針。
【山口響、金将来、栗栖由喜、谷由美子、西貴晴】
