
中国外務省が14日、中国国民に対し、当面の間、日本への渡航を自粛するよう交流サイト(SNS)で呼びかけました。高市早苗首相の国会答弁への対抗措置とみられています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「中国が日本への渡航自粛を呼びかけ」を解説します。
Q 中国が日本への渡航自粛を呼びかけたの?
A 中国外務省は、高市早苗首相が国会で、台湾有事は集団的自衛権を行使可能な「存立危機事態になり得る」と発言したことに反発し、対抗措置として日本への渡航自粛を呼びかけました。
Q 中国はどんな理由で自粛を呼びかけたの?
A 中国外務省は「日本にいる中国人に対する犯罪が多発している」と主張し、「日本の指導者による台湾を巡る露骨な挑発的発言は、中日交流の雰囲気を著しく悪化させ、日本にいる中国人の安全に重大なリスクをもたらしている」としています。
Q 他に狙いはあるのかな?
A 日本の観光産業を狙い撃ちにする意図があるとみられます。中国からの訪日客は多いため、日本の観光産業にとって大きな影響がでる恐れがあります。
Q こういうことは前にもあったの?
A 中国政府は過去にも韓国に対しても観光客を減らす措置を取ったことがあります。
Q 日本政府はどう対応しているの?
A 木原稔官房長官は「日本側の認識とは相いれない。立場の違いがあるからこそ、日中間の重層的な意思疎通が重要だ」と述べ、中国側に申し入れを行ったと明らかにしました。
Q 今後はどうなるのかな?
A 中国側は答弁の撤回を求めていて、今後さらに措置がエスカレートする可能性もあるとみられています。
