
オンラインカジノによるギャンブル依存症について知見を深めようと、賭博事件の捜査を担う警視庁の捜査員が13日、依存症の診療や研究で知られる国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)で研修を受けた。理解を深め、捜査で接する利用者に専門機関の受診を促すなど再犯防止策に生かす。
オンラインカジノによる違法賭博はスマートフォンで簡単にできることもあり、近年、未成年にまで広がっている。9月には規制を強化した改正ギャンブル依存症対策基本法が施行された。
この日は、松下幸生院長が「依存症は脳の変化が起きている病気だと理解してほしい」と講義。捜査員らは病棟を視察し、治療について説明を受けた。
保安課の滑川寛之・風俗保安対策官は「オンラインカジノは依存症につながりやすく、賭ける金額も大きい。啓発や取り締まりだけでなく、犯罪予防の取り組みも進めたい」と話した。【菅野蘭】
