
将棋の第38期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)第4局が12、13の両日、京都市伏見区の京都競馬場で指され、藤井聡太竜王(23)が挑戦者の佐々木勇気八段(31)に138手で勝ち、4連勝で防衛を決めた。5連覇達成の藤井竜王は、渡辺明九段(41)、羽生善治九段(55)に続く3人目の永世竜王資格者となった。
2024年に永世棋聖と永世王位の資格を獲得している藤井竜王は、羽生九段の25歳11カ月を抜く23歳3カ月の史上最年少での永世3冠資格者となった。また、渡辺九段と並んでいた通算タイトル獲得数は単独4位となる32期。
藤井竜王は並行して行われた王座戦では敗れて6冠に後退したが、竜王戦は横綱相撲のストレート勝ち。終局後、藤井竜王は「(永世3冠は)これまでの積み重ねが結果に表れたのはうれしく思う。(他のタイトル戦も)結果として積み重ねていけるようにこれからもしっかり頑張りたい」と喜びを語った。一方、前期七番勝負では2勝を挙げ、リターンマッチで初タイトルを目指した佐々木八段は「本局は熱戦にできたが、早めに1勝したかった」とうなだれた。【新土居仁昌】
