上野の双子パンダ、健康管理のトレーニングも順調 涼しい日に出入り

　上野動物園（東京都台東区）は10月30日、ジャイアントパンダの双子、シャオシャオ（雄）とレイレイ（雌）の近況を発表した。涼しい日が増え、室内と屋外の出入りを自由にしている時には、2頭は出たり入ったりしているという。

　また、健康管理に必要な動作を覚える「ハズバンダリートレーニング」で、シャオシャオは口を開けた状態で維持する「マウスオープントレーニング」がほぼできるようになった。レイレイはあおむけの姿勢を維持するトレーニングに引き続き取り組んでいる。

　2頭の健康状態は良好で、シャオシャオは同23日の計測で体重98・4キロ、レイレイは94・6キロだった。【柳澤一男】