
高市早苗首相は、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との首脳会談を打診したことを明らかにしました。過去には小泉純一郎首相(当時)と金正日総書記(同)による日朝首脳会談が2回行われています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「高市首相が日朝首脳会談を打診」を解説します。
Q 高市早苗首相はいつ明らかにしたの?
A 高市首相は3日、北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を求める「国民大集会」に出席し、金正恩総書記との首脳会談を北朝鮮側に打診したことを明らかにしました。
Q 高市首相はなんと述べたの?
A 高市首相は「首脳同士で正面から向き合い、私自らが先頭に立って果敢に行動することで具体的な成果に結びつけたい」と述べました。
Q 「ストックホルム合意」って聞いたけど。
A ストックホルム合意とは、2014年に日本と北朝鮮が締結したもので、北朝鮮による拉致被害者の再調査などが盛り込まれています。
Q その後どうなったの?
A 北朝鮮は16年に核実験やミサイル発射を行い、再調査も中止しました。それ以降、日朝間の公式な話し合いは行われていません。
Q アメリカのトランプ大統領も関わっているの?
A 高市首相は先月28日にトランプ米大統領と会談し、拉致問題への理解と協力を要請しました。トランプ氏は拉致被害者にも面会し、全面的な支持を表明しました。
