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静岡でもクマ 富士宮で1頭捕獲、裾野でも目撃情報


 静岡県富士宮市は、今月半ばから山間部の集落などでクマの目撃が相次ぎ、人里に近い山林に設置したわなで27日に1頭を捕獲し、駆除したことを明らかにした。近くには小学校もあり、市は今後も警戒を続ける。

 わなにかかったのは、体長140センチ、推定体重150キロのオスのツキノワグマの成獣。市によると、市南西部の山間部の集落で今月13日から目撃情報が相次ぎ、県の許可を得て内房地区に設置したドラム缶型のわなにクマがかかっているのを27日午後4時半に確認。今後も人里に現れる可能性を考慮し、猟友会の協力を得て銃で駆除した。

 大きさや足跡などから、目撃情報があったクマと同一個体の可能性が高いが、ほかのクマがいる恐れもあることから市は警戒を継続。近くの内房小学校では20日から登下校時は保護者が付き添い、登校後は校舎1階を施錠し、児童が屋外に出ないようにしており、今後も続ける。クマが好む柿の実をすべて収穫するよう住民にも協力を呼び掛けている。

 市内では特に2021年からクマが出没するようになり、例年4月~10月末に0~一桁台の目撃情報があるが、今年は29日現在で13件に達している。

 県自然保護課によると、今年度の10月20日までの県内の目撃数は78件。昨年度は例年より多く10月末までに126件だった。

 県内に生息するツキノワグマは、富士川を挟んで東側の「富士地域個体群」と西側の「南アルプス地域個体群」に分けられ、今回駆除されたクマは南アルプス地域個体群だった。

 富士地域側は生息区域が狭く、県レッドデータブックで「絶滅のおそれのある地域個体群」とされている。県は今年度、初めてクマの生息数を推計し、南アルプス側は441頭、富士地域側は102頭としている。【丹野恒一】

◇裾野市でも目撃情報

 裾野市は29日、裾野市・御殿場市境の平塚山付近(陸上自衛隊東富士演習場内)で28日にクマとみられる動物の目撃情報があったと発表した。数百メートルの距離に別荘地があり、クマが警戒する鈴やラジオを携帯して注意するよう呼びかけている。

 28日午後5時ごろに米軍関係者が目撃した。裾野市には29日正午ごろ、防衛省南関東防衛局から連絡が入った。米側は「ベアーズ」と説明しており、クマが複数の可能性がある。平塚山から4、5キロ北西の富士山の幕岩付近でも7月5日に登山者がクマを目撃している。【石川宏】

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