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ハマス、生存のイスラエル人質を解放 トランプ氏、和平会議出席へ


 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは13日、生存しているイスラエル人の人質20人を解放し、赤十字国際委員会(ICRC)を通じてイスラエル側に引き渡した。残る28人は死亡しているとみられ、遺体も順次、引き渡しを進める方針。

 ハマスによる人質の解放は、5月に米国籍のイスラエル兵の男性1人を解放して以来、約5カ月ぶり。中東メディアによると、生存者の解放を受け、イスラエルも拘束しているパレスチナ人の釈放を始めた。ガザの戦闘は人質の解放により、大きな節目を迎えた。

 和平を主導したトランプ米大統領は13日、イスラエル国会で演説した。「中東の歴史的な夜明けだ」と語り、「すべてが変わり始めた瞬間として世代を超えて記憶されるだろう」と和平の意義を強調した。

 トランプ氏は13日、エジプト東部シャルムエルシェイクも訪れ、英仏やアラブ諸国など20カ国以上の首脳らと和平会議に出席する。ネタニヤフ首相も会議に招待されたが、「時間的制約」があるとして出席を断った。

 ガザの和平を巡っては、「第1段階」として停戦発効から72時間以内にハマスが拘束中の人質と遺体計48人を引き渡し、イスラエルも収監しているパレスチナ人受刑者ら1900人超を釈放することで合意していた。ガザでは10日正午(日本時間同日午後6時)に停戦が発効し、イスラエル軍が人口密集地などから撤退。ガザの住民の多くは北部ガザ市などへ帰還を始めている。

 ハマスは13日の声明で「(イスラエルは)力による人質の解放に失敗し、最終的に抵抗勢力(ハマス)の条件を受け入れた」と誇った。

 ガザでは停戦発効を受け、人道支援が拡大しつつある。ガザ当局によると、12日はトラック173台がガザに入り、燃料や食料などを届けたという。

 また、欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策上級代表によると、EUは15日からエジプトとガザの境界にあるラファ検問所の監視を再開する。ラファはイスラエル軍に制圧されて以降閉鎖が続いているが、週内にも開放され、人の往来などが拡大する見通し。

 合意した和平案では「第1段階」で遺体を含めた人質解放を終えた後、「第2段階」としてハマスの武装解除やイスラエル軍の完全撤退などを進める。ただ、武装解除や戦後のガザ統治などについては詳細が決まっておらず、今後の交渉に委ねられている。

 ロイター通信によると、トランプ氏は13日、イスラエルで記者団の質問に「戦争は終わった」との認識を示し、ハマスは合意に従い武装解除に応じるとの見通しを示した。だが、双方の要求には隔たりもあり、交渉が長期化する可能性も残されている。【シャルムエルシェイク金子淳、エルサレム松岡大地】

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