
大阪・関西万博の大屋根「リング」について、北東側約200メートルを保存し、大阪市が周辺エリアを「市営公園」として整備する方向性が決まった。横山英幸市長が16日、報道陣に明らかにした。
国、大阪府・市、経済界などによる検討会が16日に大阪市内で開かれ、市営公園とする案で合意に至った。財源としては、万博の運営費で黒字が出た場合には剰余金を充て、国の補助金に加えて、府市の応分の負担や、経済界の協力なども想定している。
当初は万博会場の跡地を開発する民間事業者の公募で、リングの保存・活用について提案を求める予定だった。しかし、リングの部材の状態の確認に時間を要することが明らかになり、公募が不調に終わる可能性もあり、行政が管理する案が有力になった。【鈴木拓也、長沼辰哉】
