
トランプ米大統領がウクライナに侵攻したロシアへの圧力を強めるため、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し、ロシア産原油の購入をやめるよう求めました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ大統領がロシア産原油の購入停止を要求」を解説します。
Q トランプ大統領がNATOにロシア産の原油の購入をやめて欲しいって要求したの?
A はい。ロシアに対する圧力を強めるため、NATO加盟国がロシア産原油を買うのをやめるべきだと自身のソーシャルメディアに投稿しました。トランプ大統領は、原油の購入がロシアの戦費の調達を支えていることに不満を持っています。
Q NATOって?
A アメリカやヨーロッパの国々が集まって作った安全保障のための組織「北大西洋条約機構」の略称です。
Q 全部のNATO加盟国が原油を買うのをやめるのかな?
A NATOの中にはロシアと仲が良い国もあり、全ての国が原油の購入をやめるかは分かりません。ハンガリーやスロバキア、トルコは今もロシア産原油を買い続けていて、全ての国が足並みをそろえるのは難しい状況です。
Q アメリカはすぐにロシアに制裁をしないの?
A トランプ大統領は自身のソーシャルメディアへの投稿で、「あなた方(他のNATO加盟国)が準備ができ次第、私も行動する用意がある」と説明し、NATO全体が原油購入をやめた時に大きな制裁をすると言っています。
Q NATOの加盟国には、トランプ大統領の発言はどう受け止められているの?
A リトアニアのランズベルギス前外相は、トランプ氏の主張について「(米国が)逃げ道を探しているようなものだ」と話しています。
Q 今後どうなるのかな?
A ウクライナはアメリカに対してもっと強い制裁を求めていますが、制裁の強化は先送りされる可能性が高まっています。ロシアへの圧力が弱まると、戦争が長引く恐れもあります。
