
政府はネパールで発生した同国政府への抗議デモを受け、現地に滞在する邦人に対して安全確保に努め、不要不急の外出は控えるよう注意喚起を出した。水や食料、燃料の備蓄も呼びかけた。外務省によると9日夜の時点でカトマンズの空港は国際線、国内線ともに閉鎖しており、帰国が困難な状況。
デモは、政府の汚職や現在は撤回した交流サイト(SNS)使用禁止措置への抗議が発端で、死者も20人以上出ているという。外務省によると、カトマンズだけでなくポカラやラリトプールなど多くの地域で外出禁止令が出ている。
同国の在留邦人は2023年10月時点で443人おり、在留邦人と事前に日本の安全情報に登録した出張者、旅行者でデモに巻き込まれた情報はない。在ネパール日本大使館に問い合わせの電話も複数あり、避難先がない場合は大使館での一時滞在も可能という。【田所柳子】
