
静岡県伊東市の田久保真紀市長が大学を卒業していないのに「卒業」と公表していた問題で、市議会は1日、田久保氏を地方自治法違反の疑いで刑事告発しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「学歴詐称疑惑の伊東市長を刑事告発」を解説します。
Q 伊東市の田久保市長の学歴が問題になっているの?
A 田久保市長が、東洋大学を卒業していないのに「卒業」と公表し、市の広報誌にもその経歴が載ったことが問題になりました。
Q 田久保市長の本当の学歴は?
A 田久保氏は東洋大学法学部を卒業しておらず、実際は「除籍」という、大学を途中でやめた状態でした。
Q どうして広報誌に「卒業」と掲載されたの?
A 田久保氏は5月29日に市長就任後、市の広報誌に経歴を載せるため「卒業証書」だとする文書を市の職員や議長に見せました。その結果、誤った経歴が載った広報誌が配布されました。
Q 市議会はどんな対応をしたの?
A 市議会は調査特別委員会(百条委員会)を作り、田久保氏の証言や大学の記録を調べました。
Q 田久保市長はどう説明したの?
A 田久保氏は百条委で「(東洋大に照会した)6月28日に卒業ではなく除籍だったと知った」と証言しました。
Q 市議会はその説明をどう考えたの?
A 百条委は、東洋大学から在学時の記録を開示してもらい、「卒業したという勘違いが起こり得る状況ではなかった」と判断。田久保氏がうそをついたと認定しました。
Q これからどうなるのかな。
A 市議会は、百条委でうそをついたことなどを理由に地方自治法違反の疑いで田久保氏を刑事告発する議案を全会一致で可決しました。田久保氏は10日以内に市議会を解散しなければ、自動失職します。
