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<1分で解説>SNSで広がる不安、気象庁は〝予言〟に異例対応


 SNS(交流サイト)で「7月5日に大災害が起きる」という予言が広がり、気象庁が強く否定しています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「大災害予言と気象庁の対応」について解説します。

Q 7月5日に大災害が起きるって聞いたよ。本当なの?

A 気象庁の野村竜一長官が「場所、時間、規模を指定して地震が起こると予知することについて、現在の科学では不可能。そのような言及は完全にデマであり、ウソです」とはっきり否定しています。

Q この予言はどこから広まったの?

A 漫画家・たつき諒さんの作品「私が見た未来 完全版」がきっかけで、SNSなどで広まりました。

Q たつきさんは本当に日付を予言したの?

A 作品のあとがきで「2025年7月5日」と書かれていますが、最近の自伝では「夢を見た日=何かが起きる日というわけではないのです」と日付の特定を否定しています。

Q どうしてこの予言が注目されたの?

A この作品の基になった絶版本(1999年刊行)の表紙に「大災害は2011年3月」と書かれていたため、「東日本大震災を予言していた」と話題になり、注目されました。

Q SNSではどんな声があるのかな。

A 「トカラ列島が揺れだして、予言が真実味を帯びてきて怖い」など、不安を感じる投稿が多く見られます。

Q トカラ列島の地震と予言は関係あるの?

A 気象庁は「トカラの法則」(トカラ列島近海で地震が多発すると、その後に日本の別の場所で大地震が起きるという俗説)や予言との関係を否定し、「今の科学技術で、いわゆる地震の予知はできません」と説明しています。

Q 経済活動にも影響が出ているの?

A 香港からの観光客が減ったり、航空会社が便を減らしたり運休したりするなど、観光業に影響が出ています。

Q これからどうすればいいの?

A 気象庁は「一般的に地震はいつ起こってもおかしくないので、常に対策は考えていただきたい」と冷静な対応を呼びかけています。科学的根拠のない予言やうわさに惑わされず、正しい情報をもとに防災の準備をしておくことが大切です。

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