
参院選が公示された3日、参政党の神谷宗幣代表が東京都内で演説し、「高齢の女性は子どもが産めない」と発言しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「参政党代表の発言」を解説します。
Q 「高齢の女性は子どもが産めない」という発言を聞いたよ。
A 参政党の神谷宗幣代表は東京・銀座で第一声した際、少子化対策について言及し、「申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働けとやり過ぎた」と主張しました。
Q どういう真意なの?
A 演説後、記者団に対して「生物学的に女性はどこかで限界が来る。適齢期に子どもが産める世代の女性に一人でもたくさん産んでもらえば出生率が上がっていく。そういう物理的、生物学的な話をしただけだ」などと語り、発言の撤回はしませんでした。
Q なんでこの発言が注目されたの?
A この発言は、年齢による出産の限界を強調したため、差別だと感じる人もいて、議論になりました。
Q 神谷代表は女性の社会進出をどう考えているの?
A 神谷氏は「もちろん女性の社会進出はいいことです。どんどん働いてもらえば結構」と述べています。
Q 少子化対策については何を言っていたの?
A 神谷氏は「参政党は少子化にも、ものすごく力を入れていきます」と話し、若い女性が子どもを産みやすい社会を作るべきだと主張しました。
Q 働くことと子育てのバランスはどう考えているの?
A 「大学や高校出たら働くこともいいし、家庭に入って子どもを育てるのもいい」と神谷氏は述べています。
Q 子育てをする人への支援はあるの?
A 神谷氏は「月10万円、子ども1人当たり月10万円の教育給付金を参政党は渡したい」と話し、子育て家庭への経済的支援を提案しています。
Q 演説の該当部分の動画が見られないのはなぜなの?
A YouTubeの公式チャンネルでは該当部分が見られませんが、参政党は「炎天下による機材トラブル」と説明しています。