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<1分で解説>白亜紀の海にイカ 化石になりにくいのになぜ分かった?


北海道大学などの研究チームが、「デジタル化石発掘」技術を開発し、白亜紀にイカが大量に生息していたことを明らかにしました。この新技術により、イカ類のもろいクチバシの化石を3Dで発見できるようになり、岩石から263個のクチバシを検出しました。この発見によって、これまでの古生物学研究には大きなバイアスがあったことが示され、今後は未知の化石の発見が期待されています。イカ類の化石発見は難しく、クチバシのような硬い部分しか残っていないため、今回の技術開発は大きな進展です。

 北海道大などの研究チームが、白亜紀の海にイカがたくさんいたことを明らかにしました。研究チームが開発した「デジタル化石発掘」技術で、これまで見つけにくかったイカ類の化石を3Dで発見できるようになったのです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「白亜紀の海はイカだらけ」を解説します。

Q 白亜紀の海はイカだらけだったって聞いたよ。どうしてわかったの?

A 北海道大などの研究チームが、約1億~7000年前の岩石35個からイカ類のクチバシ263個を見つけました。

Q どうやって見つけたのかな。

A 研究チームは「デジタル化石発掘」という技術を使いました。岩石をとても細かく削って表面を撮影し、その画像を積み重ねて3Dで復元しました。

Q イカ類の化石は見つけにくいの?

A イカ類は化石になりやすい骨や殻がありません。足の根元の口にある軟骨「クチバシ」が比較的硬い部分ですが、薄くてもろいため、今まで見落とされていました。

Q この発見で何が期待できるの?

A 研究チームの伊庭靖弘・北海道大准教授は「化石に基づく従来の古生物学研究には、大きなバイアスがかかっていた。新技術で今後は未知の生命化石が大量に発見されるだろう」と話しています。

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