フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス（HD）の株主総会が25日、東京都内で開かれた。旧ライブドアを率い、ニッポン放送の経営権を巡って2005年にフジテレビと争った実業家の堀江貴文氏も出席した。報道陣との主な一問一答は以下の通り。【町野幸】
――どんな質問をしましたか。
◆（堀江氏）認定放送持ち株会社であり続けるのかどうか。
――どういう返答がありましたか。
いろんな選択肢を検討するみたいなことは言っていました。これから日本の一放送局グループでやるのか、不動産事業をどうするのか。IP（知的財産）とかメディアとか、そういった事業でネットフリックスとかを追撃するような会社にするのかしないのか。するにあたっては認定放送持ち株会社であることがすごく経営の足かせになるので、その辺は考えると。その質問をしたかったんですけど、当ててくれたので良かったです。
――株主総会の印象は。
◆わりと変な株主はいなかった。株主からは「堀江さんと連携するつもりはあるのか」「協業することはあるのか」みたいな話が出て、清水社長は「それは否定しません」と言っていた。協働する可能性はあるって話なんじゃないですか。
――堀江さんとフジの間には因縁というか、長い歴史があります。
◆日枝さんは今日来ていなかったよね。普通来るんだけどね、今日で（フジHD取締役相談役を）退任するのだから。もう出にくいのかもしれない。
――日枝さんがいたら、どんな質問をしたかったですか。
◆いやいや、日枝さんが出てきても何も説明できないと思いますけど。清水さんがめちゃくちゃ、ちゃんとした人だったので、すごい良くなる可能性は出てきたのかなと思いますけど。
