
昨秋の兵庫県知事選で再選した斎藤元彦知事(47)が、選挙運動の対価としてPR会社に報酬を支払ったとして刑事告発された問題で、兵庫県警は20日、斎藤氏を公職選挙法違反(買収)の疑いで書類送検した。関係者が明らかにした。
県警は斎藤氏側から報酬を受け取ったとされるPR会社「merchu(メルチュ)」の女性社長も公選法違反の被買収容疑で合わせて送検。神戸地検が選挙運動を巡って両者の間に金銭のやり取りがあったか慎重に判断する。
女性社長は2024年11月の知事選で斎藤氏が再選した直後、インターネット上で「広報全般を任せていただいた」などと発信。PR会社には斎藤氏陣営から計71万5000円が支払われており、この代金が選挙運動の見返りに当たるとして24年12月に大学教授らが2人を刑事告発していた。
斎藤氏側は、代金は公選法で支出が認められている選挙運動用ポスターやチラシの制作費だと説明。違法性はなく、買収には当たらないと全面的に否定している。【柴山雄太、木山友里亜】
