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「最後まで長嶋茂雄を貫いた」 次女三奈さん、最期の様子語る


2023年6月8日、プロ野球界のレジェンドである長嶋茂雄さんの告別式が東京都品川区で行われた。長嶋さんは89歳で亡くなり、告別式では次女の三奈さんが喪主を務めた。彼女は挨拶の中で、長嶋さんの最期の瞬間について語り、「最後まで諦めずに生きようとした」と振り返った。また、巨人の山口寿一オーナーは、長嶋さんの病状が5月下旬に悪化し、6月3日、三奈さんの誕生日に静かに亡くなったと述べた。三奈さんは父が天国でも日課のトレーニングを続けているだろうと語り、晴れた日に空を見上げて彼を思い出してほしいと参加者に願った。

 プロ野球・巨人で活躍し、3日に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんの告別式が8日、東京都品川区内でしめやかに営まれた。

 次女三奈さん(57)は喪主あいさつで「最後まで長嶋茂雄を貫いた人生を送った」と述べ、長嶋さんの最期の様子を明らかにした。

 三奈さんによると、3日午前6時過ぎ、病室にいた長嶋さんの脈拍と血圧の数値が0になった。だが、モニターでは山なりの波形が続いていた。三奈さんが「これ、どういうことなんですか」と尋ねると、看護師から「監督が心臓を動かそう、動かそう、動かそうとしている振動なんだと思います」と言われた。医師も驚いていたという。

 三奈さんは「意識がなくなっても諦めず、最後まで、俺は生きるんだ、諦めてないぞ、諦めてないよと。父の心臓の鼓動がそう発していると、私は思いました」と語った。

 「父らしい、最期まで諦めない姿を見せてくれました。父は、きっとこの後、天国でも日課としている散歩とトレーニングを続けると思いますので、晴れた日には、皆様どうぞ空を見上げて、父のことを思い出していただければと思います」と願った。

 また、葬儀委員長を務めた巨人の山口寿一オーナー(読売新聞グループ本社社長)は通夜のあいさつで長嶋さんの病状について説明。5月下旬に肺炎が悪化し、一度は持ち直したものの31日に重篤な状態になったという。

 「6月3日、三奈さんのお誕生日の朝、静かに息を引き取りました。三奈さんのお誕生日の日まで頑張ったのだと思います」と話した。【牧野大輔】

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