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ウクライナとロシアの両軍死傷者、推計140万人 米シンクタンク


米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)が発表した報告によると、2022年2月から2025年5月までのロシアによるウクライナ侵攻で、ロシア側の死亡兵士は最大25万人、ウクライナ側では6万から10万人と推計されました。両国での総死傷者数は約140万人に達するとしています。この分析は米英の政府推計など複数の情報源を基にしています。報告では、22年以降ロシアの兵士の1日あたりの死傷者数が増加しているとされ、その数は合計で95万人を超えると分析しています。また、死傷した兵士の多くが極北や極東、刑務所出身者であり、プーチン大統領がこれらの人々を消耗品と見なしている可能性があるとの見解を示しています。ウクライナ側の死傷者も約40万人に達するとしています。

 米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)は3日、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まった2022年2月から25年5月までの間に、ロシア側で死亡した兵士は最大25万人に上るとする推計を発表した。一方、ウクライナ側の死者数は6万~10万人。双方合わせた兵士全体の死傷者数は140万人近くになるとしている。

 死傷者数は、米英両政府の推計など複数の情報源を基に算出したという。

 CSISの報告書によると、第二次世界大戦後から22年2月までに前身であるソ連とロシアが関わった全ての軍事作戦の合計戦死者数は計約5万人だとし、過去約3年間のロシア側兵士の犠牲者数がこの約5倍にあたると指摘した。

 また、ロシア側の1日当たりの死傷兵の数は22年以降毎年増えているとし、合計で95万人を超えたと分析。死傷した兵士の多くが「極北や極東、刑務所出身者」であり、「プーチン(大統領)がこのような兵士らを消耗品として見なし、国内の政治的支持基盤を揺るがすリスクが低いと考えている可能性がある」との見方を示した。

 これに対し、ウクライナ側も死亡したり負傷したりした兵士は合わせて40万人に上るとした。【ワシントン西田進一郎】

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